不妊症にお悩みの方へ「安胎プログラム」のおすすめ

赤ちゃんを待っているライフスタイルのストレスは、計り知れません。
15年ほど前に、私も体験しました。
●月経がきた日
●毎朝、基礎体温を測ること
●年齢というタイムリミット
●タイミング療法の場合、タイミングをもつ性交が偽善
●体外受精や顕微授精など高度生殖医療に対する治療計画を遂行すること
●不妊治療にかかる費用
●パートナーとの関係性
などなど…

気分が落ちていても、そこに向き合うしかないというライフスタイルになります。
ストレスがない日はないかもしれません。

当院ではそんなお悩みを解消するためにお勧めするのが、「安胎プログラム」です。
3か月(3クール)という区切りを設けて、プログラムに参加していただきます。
*からだづくり
*こころづくり
この2方面から、その人にあった計画をたてていきます。

たとえば、からだづくりでは、テーマとして「着床力をあげる」「上質な卵子をめざす」「いい生理をむかえる」などです。
ゴールは、赤ちゃんを授かるその日を迎える準備に自信をもつということ。

こころづくりでは、日頃抱えているストレス解消にどんなことをしたら良いのかを一緒に考えます。感情処理法はかなり有効です。またパートナーと共通の趣味を一緒に楽しむなどもおすすめです。ちなみに我が家は「無計画のプチ旅行」。休日の前夜から出発するワクワク感はちょっとしたデート気分。

そして最も大切なこと。

どれだけ赤ちゃんの目線にたてるか。
もしも自分が自分の赤ちゃんだったら、ママに、あるいはパパに「どんなママやパパがいいか?」考えてほしいのです。
優しいママ、寛容なパパ、仲良しな両親、愛情をたくさんくれる…
おそらく「気持ち」が優先。赤ちゃんは「どれだけ自分の気持ちがわかってくれるか、本能をよみとってくれるか」そんなところだと思います。なぜなら非言語でしか表現できませんし、基本的情動を持ってうまれてくるからです。思考の発達はう~んとあとです。頭でっかちで生活している現代人が多いように思います。時間や役割に追われていないか見直したいところです。

もしも、その準備ができていたら、きっとその日を穏やかに暖かい気持ちで待てることができると思います。

「ゆだねる・委ねる」ことを望んでいるように思えてなりません。

私のこの想いは、15年前から今もずっと変わらず、ご縁のある方に伝えています。
そして、きっとこれからも伝え続けるのだと思う今日この頃です。

しのはら由香

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