心理のお部屋(由香)~交流分析・子ども~

まずは前回に告知していた今回の書き込みが8日間遅れたことをお詫びします。大学の単位認定試験でいっぱいいっぱいでした。ごめんなさい<(_ _)>

それでは交流分析の「子ども」についてお話します。

人のこころは「親・おとな・こども」という3つの構造でできています。私たちは常にどれかの状態に居て、無意識に瞬時にスイッチしていることもあります。

人は「子ども」に居る時、子どもとしての反応を身につけたものを意味しています。つまり子どものように振る舞い、考え、感じている時です。

さて。「子ども」の自我状態の機能は、主に2つに分かれます。

●自然な子どもの部分
生きる意欲の源で最も美しいと部分と言われています。ありのままの自分でいられる自然な状態。
例)わぁ~。 嬉しい。楽しい。イヤ。きらい。悲しい。怖いー!むかつくー!

●適応した子どもの部分
人とか場所とか環境に適応しようというココロの部分。本当はやりたいことがあるのに我慢している部分でもあります。
例)いわゆるいい子。親などの反応を気にして合わせる。人に気を使う。本当の欲求を抑えていて、うまくいかなくなると弾けて反抗する。

皆さんは、ご自分に対して、どちらの「子ども」タイプに居ることが多いでしょうか?

人はみんな生まれてから赤ちゃんの時は自然な子ども状態です。物心つく3歳くらいから、お母さんに好かれたい、喜ばせたい、愛されたいと思う気持ちから、適応しようします。
そうすることで周りの大人にも評価され、次第に強化されるというわけです。

大人になると評価されることも減り、ストレス状態が増えると、ありのままのでいられない自分がきつくなったりします。

カウンセリングでは、クライアントさんが元々もっている自然な子どもの部分へと導き、楽になっていく支援をしています。

アナと雪の女王の「ありのままで」は、まさにアナが自然な子ども(の自我状態)に気づいた歌詞となります。
人気が高い理由の1つは、人々の共感が歌詞のなかにもあるからかもしれませんね…

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