心理のおへや ~安全基地~

皆さんは、落ち込むことが多い方ですか?

また落ち込んだ時、長引く方ですか?

落ち込みが長く続くと、体調まで影響が及ぶこともありますよね。

さて。そうならない方法をカウンセリングでは解決していくのですが、どうしてそうなるのかという原因について「安全基地」という心理学者の考え方をご紹介します。

子どもは、物心つくと、好奇心から外の世界を知りたくて行動します(出撃)

そこで怖い事やイヤな事、悲しい事に遭遇したら、安全を母親に求めようとします(基地に戻る)

そして母親という基地にたどり着いたら、母親から歓迎されることを望み、心と体が安らぎ、ホッとした温かい感覚を感じます(安心感)。

そうやって子どもは、不安になったら安心感を与えられることを知り、築いていくんですね。

その基地はあるべきところにいつもあること、また必要な時にしか、自分が求めた時にしか、与えられなくていいことを、自分のなかに定着する。

これが安全基地の確立だといわれています。

私たちは本来、安心を感じる力を生まれた時から持っています。

その力を幼少期に母親との間で基盤をつくることこそが、落ち込むことが多かったり、長引かずに解消できることが可能になるといわれています。

残念ながらもう遅いと思われている方。
カウンセリングでは、この問題を解決することができます。
過去の事実を変えることはできませんが、今の自分を変えることはできます。

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