心理のお部屋 ~赤ちゃん~

先日、母乳分泌不足の患者さんが1か月の赤ちゃんを連れて来院。

抱っこさせてもらって、スヤスヤと眠り出した小さな小さな赤ちゃん。

13年前に体験した感覚を懐かしく思いだし、愛おしさが湧き上がって、ずっと抱っこしていました。

目が覚め、お口をチュパチュパしむずかり出し、どうやらオッパイが欲しそう。

でも、ママは治療中。

よし、空気を換えよう。玄関の外に出ました。

道を挟んだ、お迎えの老舗「三木屋」のももちゃん(店員さん)がお店の中から大声で一言。

「奥さーーーーん。赤ちゃん欲しかろぉ~。」

「欲しーいね。もう産めないけどね…孫の感覚かなぁ(笑)」

こんな和やかな会話をして感じたこと。

赤ちゃんを通して、周りの人たちと会話が弾み、人との関わりの大切さ…。

近年、「人と関わる」ことが希薄になっている若者がとても多く、昨日、ちょっとしたきっかけで落ち込み、一人で抱えこみエスカレートし、命を落とすという事態になった大学生の話を聞きました。

誰かが、その子に関われていたら、少なくとも命を落とさずにいれたかもしれません。その子も助けてサインが出せていたら、最悪の事態は免れたかもしれない…

誰が悪いとかいう問題ではなくて、バーチャルやネット、携帯など便利グッズが普及しすぎて便利な世の中になっている反面、人に聞かなくても解決したり、いやなことがあったりストレス解消に、「一人」の世界に容易に浸ることができる。

地域やご近所の方とはどうだろう?
すれ違う人が知っている人だったら、あいさつしたり声かけたり、そんなココロの余裕があるかな~。

人のぬくもり、あったかさ、心地よさ…

時代や社会の波に流されて、こういう大切なことを忘れないようにしたいし、伝えていきたい。

1か月の赤ちゃんを抱っこして、気づかせてもらえた。

はるくん、ありがとう。

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