東洋医学小話①

第1回の小話では、
東洋医学と西洋医学の違いをお話ししましょう。

違いを述べると、あまりに多く、切りがないほどですが、
根本的な違いは、人体の「気(たましい)」の存在に関わっているかどうかでしょう。

西洋医学では、病気を人体の細胞やDNAのレベルから研究し、その克服に時間とお金、
英知を投下します。そして、肉体の病とココロの病を一つのものとは考えないので、
別々のアプローチをします。
一方東洋医学は、人体を気(エネルギー体)と物質(細胞)に分け、
エネルギー体が物質(細胞)間を取持ち、カラダを構成すると考えます。
それで、病はエネルギー体の異状状態と考え、エネルギー体を正常化することで、
物質体であるカラダが健康体に帰るとしています。
当然に、こころの病もエネルギー体の異状から起こるとしています。

また、診断法も大きく異なります。
西洋医学は、理科学的検査により異状を診断します。
血液の分析や、尿の検査、エックス線やエコー、MRIからDNAの解析に至まで、
とても科学的です。
一方、東洋医学はと言いますと、五感(六感)の検査法で診断します。
目で見て、お話を聞いて、匂いを嗅いで、触れてみて、気(エネルギー体)を感じて
診断を下します。この一見、いい加減な診断法が西洋医学に劣っているかと言えば
そうでもないのです。気の診断は、トレーニングを受けた治療家によって、
行なわれますが、驚く程に患者さんの病態を指摘してきました。
一見不思議な診断法ですが、我々にとって当たり前のことなのです。

また、治療法も大きく異なります。
西洋医学は投薬(化学療法)や手術(観血療法)、放射線療法から、移植、
将来の遺伝子治療と広がって行きます。
一方、東洋医学はと申しますと、この2000年間、治療原則は変わりません。
エネルギー体(気や経絡)の調整が治療目的となっていますので、その方法は
ハリやお灸から気功まで、数多く有りますが、如何にエネルギー体を整えるかが
治療原則なのです。

以上が、簡単な西洋医学と東洋医学の違いの説明ですが、もう1点、
治療費の問題も有ります。日本の法律では、東洋医学は医学と認められていません。
それで、保険の適用が受けられません。
腰痛で治療を受ければ、東洋医学では1回に4〜7,000円となりますが、
西洋医学ですと保険が補いますので、1〜3,000円位となります。
経済的比較を論じなければ、西洋医学に選択のメリットがあります。

でも、医療を受ける方々に取って、選択の条件は、どちらが効果的で、
自分に合っているかであるわけで、この両医学間の違いをみなさんにしっかりと
理解して頂くことが一番ではないかと思います。
この点で、東洋医学はまだよく理解されていないと言わざるおえませんね。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA