良質?粗悪?もぐさ

もぐさには良質のものと粗悪のものがあります。
粗悪と聞くと、なんとなくあまり使いたいとは思いませんよね。

実際に、肌に直接据える(透熱灸や知熱灸と呼ばれるもの)お灸には良質なものを使うことがほとんどです。

もぐさはよもぎの葉からできていますが、葉に生えている小さな白い絨毛をあつめたものです。
製造の段階であえてよもぎの余分な葉などを残します。こうして不純物をあえて残すことで粗悪なもぐさには良質なものと比べて燃焼温度が高くなります。

粗悪もぐさは肌にもぐさを直接置いて据えるお灸で使う場合には不向きですが、皮膚とお灸の間にニンニクやショウガなどはさむ隔物灸や、棒灸など輻射熱を利用して温める場合にはぴったりなのです。
ドラッグストアなどでたまに見かけるせんねんきゅうや台座灸などの温灸も多くは粗悪もぐさが使われています。
しっかり使い分けることで効果はもちろん、気持ちよさが選べるのはお灸の魅力です。

大きなお灸を焼ききることをイメージしていた私が初めて手でひねって作ったお灸を見たときに思ったこと「え、こんなに小さいの?!」
お灸を初めて見る患者様に毎回あの頃の私が共感しています。「少し目を離したらもう見失うね〜」と笑いながら仰る方も。
実際、米粒くらいととても小さいのです。
良質なもぐさの小さなでもお灸をさらに焼ききらず、途中で火を止めたりして熱さを調節することができます。なので受けていてもホワ~っと気持ちのいいお灸を感じられるのです。

たんぽぽ鍼灸院でもお灸を扱っていますが、気持ちのいいお灸を心がけています。
やけどの心配や、強刺激が苦手という方にも安心して受けていただけると思います。

鍼灸師 宇田 千夏

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