酵素のお話

サプリや健康ドリンクなどで、よく「酵素」という名前を目にします。
「酵素」・・・うーむ・・・生物の授業で習った記憶はありますが、どのようなものかあまり覚えていません。

酵素とはなんぞや?ということで調べてみました。
酵素とは私たちの身体にも存在しているタンパク質のひとつで、体内では分解や代謝の働きに大きく関わる物質だそうです。
そして、体内酵素には「消化酵素」と「代謝酵素」の2種類があります。
消化酵素とは、食べたものを体内で消化し、タンパク質やミネラルなど生きていくのに必要な栄養素を取り込むために必要な酵素になります。一方代謝酵素は、体の免疫力を高めたり自然治癒力を高めたりするのに必要な酵素といわれています。風邪をひいたときに、せっせと働いて体を治そうと働くのは、こちらの酵素になります。

生きていくのに必要不可欠な酵素ですが、食べ過ぎや睡眠不足などの生活習慣の乱れや喫煙ストレスなどによって、酵素が不足することもあります。もし体内の酵素が不足してしまうと、栄養素が十分に吸収されず、体内のデトックス作用が弱まることにつながります。その他にも免疫力や自己治癒力が下がり、血行が悪くなって風邪をひきやすくなるなど、生命の維持活動に影響を及ぼす可能性もあります。

そして一生に作られる量には限りがあるというのはご存知ですか?
暴飲暴食や寝不足など生活習慣が乱れると酵素が大量に使われてしまうのです。
恐ろしい話です。
規則正しい生活が何よりですが、酵素不足を防ぐにはもう一つ方法があります。
それは「食物酵素」を取り入れることです。
「食物酵素」とは野菜や果物、海藻、豆類に含まれる、食べ物で補える酵素ですが直接、体内の酵素を補えるものではありません。
酵素を含んだ食材は、体内で消化活動が始まる前に事前消化できるため、体内の酵素をサポートすることができるのです。
そのため正確には体内の酵素を増やすのではなく、体内の酵素量を確保するのに有効と言えます。

ただ、食物酵素は熱に弱い特徴があり、48度以上の加熱で活性を失い死滅してしまうので、熱を加えない食べ方がおすすめです。
食事の30分前に果物やサラダをとるといいそうです。

あと一つ、消化酵素と代謝酵素では、消化酵素が優先的に使われていきます。
したがって、消化の悪いものなどで酵素をたくさん使ってしまった場合や加齢で酵素量が減った場合、代謝酵素で使える分が減ってしまうのです。すると肥りやすく痩せにくい身体になってしまいます。
確かに30代に入って、背中やお腹の肉が全然落ちないのはそういうことなんですね。運動不足はおいといて。
なので食物酵素を摂ることは、消化だけでなく代謝のサポートもしてくれるみたいです。

体内でせっせと作られている酵素に感謝して、酵素を少しでもサポートできるように取り入れていきましょう!
ちなみに私は最近は甘酒をつくって酵素を取り入れています。
夏バテ防止にもいいそうなので、是非つくってみてください~😋

参考URL:https://www.surusuru.jp/beauty-health/

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