たんぽぽ鍼灸院では一般に言われる「不妊治療」という言葉は使いません。
私たちは「安胎」と言っています。
理由は簡単です。
治療そのものが「不妊」だけを目的としていないからです。
私たちが行なっている治療の原則は、女性本来の健康な体づくりです。
年齢に応じた女子力を維持・管理・増進する目的の治療なのです。
健康な若い女性であれば、妊娠・出産に問題はないはずとういうのが原則です。
東洋医学では、49歳まで妊娠もし、出産もできるはずと教えます。
49歳で妊娠して子どもを儲けることがあっても不思議ではないのです。
健康には消化器系の健康や循環器系の健康、中枢神経系の健康、運動器系の健康など
いろいろな健康な状態が想定されます。
そこで適齢女性の健康を目的とする場合・・・
適齢という条件が付くと当然に月経と排卵の存在も健康の範疇に入ります。
例えば、下の図で説明しましょう。
左図の卵巣は各時系列で排卵とその後の模式で表しています。
私はFT診で患者さんの現在の卵巣のフェーズを示します。
これは現在の患者さんの卵巣が実際にはどのフェーズにあるのかを知ってもらうためです。
ここで、患者さんの読みと実際との誤差がある場合、どこに原因があるかを探します。
右のグラフは時系列での下垂体ホルモンと卵巣ホルモン、基礎体温、月経周期の変化を表しています。
このグラフを使って実際の動きと排卵予測との間に生じる誤差の原因を調べます。
つい先日の方の場合、見込みと実際の動きとの間に排卵予定が四、五日遅れていることが分かりました。
それで、右のチャートでどこに異常が発生しているかをFT診すると、
卵胞刺激ホルモンの分泌異常が検知されました。
遅れている原因がいろいろある内、卵胞刺激ホルモンだと確定できるのです。
そしてこれからが、東洋医学の凄いところです。
まず、卵胞刺激ホルモンの分泌異常を整える経絡を六部定位FT診で決定します。
そして治療です。
治療はハリ、お灸、ツボ療法、ネッシン、漢方薬など状況に応じて、最も効果的なものを選びます。
適齢女性の健康に関する項目は約十五分ほどで治療が完了しました。
「安胎」の場合、これでご夫婦でのタイミングでの正確な読みが可能になります。
この診断と治療法は東洋医学と入江FTの利用により可能となるのです。
そこで、タイトルの「東洋医学で不妊治療は可能か?」の答えは・・・
ズバリ、イェスです。
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