歯の健康

日本人の35歳以上の8割が歯周病だそうです。
歯周病の原因は何でしょうか?
直接的な原因は「歯垢」です。歯と歯ぐきの境目の歯周ポケットに、歯垢がたまると、その中の歯周病菌が出す毒素などによって歯ぐきに炎症が起こります。
そこに、歯並びや糖尿病・ストレスなどが加わることで悪化します。

日本人のほとんどが歯みがきの習慣があるのになぜでしょうか?
それは、歯みがきだけでは歯垢の61%しかとれないそうです。
まず、歯磨き=食べカスを取ると思っている人が多いですが、虫歯や歯周病を予防するためには、歯垢(プラーク)を取ることが重要です。それには、歯ブラシだけでは不足。デンタルフロスや歯間ブラシを使って、歯間まで磨く必要がありますし、歯垢が増えるタイミングに歯磨きをすることが大切です。
日本人でデンタルフロスを使用している人は全体の20%くらいだそうです。

北欧は歯の寿命が長い国です。80歳に残っている歯の数は8本に対してスウェーデンでは21本もあるそうです。この違いは何でしょうか。
それは、北欧は歯ができるだけ長く持つことが目標なのに対し、日本は悪いことが治すことが目標です。
定期予防・クリーニングの受診率でその違いがハッキリと出ています。
スウェーデンは90%・アメリカは80%・日本はたったの2%です。
耳が痛い話です…。歯医者が怖いので定期健診も行っておりませんでした。
痛くなってからでは遅いという事ですよね。

鍼灸治療も同じです。東洋医学は未病治といって、まだ病気になる前に予防できる医学です。
分かっていながら、歯医者にいってなかった自分が恥ずかしいです。。

歯の健康は身体・心の健康とも大きく関わります。
おうちでのデンタルケア、そして定期健診で歯の健康を保ちましょう♪

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA