ギリギリギリギリ・・・・・
だいぶ前ですが「歯ぎしりすごいよ」と夫に言われたことがあります。
私も寝ている時に、「あ、歯をくいしばってる」と思うことがありました。
睡眠中はだらーっとしてリラックスしているはずなのに、なぜ力を入れてしまうのでしょうか。
歯ぎしりは主に3つのタイプがあります。
①グラインディング
ギリギリと上下の歯を擦り合わせるタイプの歯ぎしりになります。多くの人がしている歯ぎしりはこのグラインディングタイプの歯ぎしりになります。ギリギリと音が聞こえるのがグラインディングの特徴です。
②クレンチング
上下の歯を強く噛みしめるタイプの歯ぎしりです。大きなストレスなどがある時に歯を強く食いしばるのがこのクレンチングです。グラインディングと違ってこのクレンチングは音がしません。
③タッピング
上下の歯を合わせてカチカチな鳴らす歯ぎしりです。歯をリズミカルにカチカチと合わせるのがタッピングの大きな特徴です。
実は歯ぎしりの原因に科学的根拠が実証され、明確となっているものはありません。一概にこれが原因だと定義づけられたものがないのです。
しかしその中でも最も有力な原因の説はストレスです。人は強いストレスを感じると無意識に体を揺らすなど仕草、行動にあらわれます。なので歯ぎしりもストレスによる動作の一つと考えられています。歯ぎしりによってストレスを発散しているといわれています。
歯ぎしり=悪 と思っていましたが、自分を守るための行動だったんですね。
また、日中に食いしばりの癖があると、筋肉がその癖を記憶し眠っている時も無意識に行ってしまう可能性があります。なので、日中の食いしばりを改善することも大切です。
では、次に歯ぎしりをどのように治療していくかです。
マウスピースなどで対処していく方法ありますが、これは本当の意味での根治ではないと思います。
まずは、大元の原因であるストレスをいかにして発散させていくかです。
1.毎朝太陽を浴びて体内時計を整える
深い眠りを作り、睡眠の質をあげます。また、太陽の光はセロトニンという脳内ホルモンの分泌を促します。セロトニンには情緒を安定させ、幸福感を感じられる作用があります。なのでストレスを軽減させる効果も高いのです。
2.適度な運動
ウォーキングがおススメです。身体もほどよく疲れさせることが出来、また一定のリズムで行う有酸素運動は幸福感を感じるセロトニンが分泌されます。
3.タンパク質・ビタミン・ミネラルを摂取する
私たちはストレスを感じている時、脳では大量の神経伝達物質が合成されています。主に興奮する作用のある神経伝達物質が盛んに分泌されるのです。そしてこれらの神経伝達物質はタンパク質を原材料にしています。タンパク質がビタミン、ミネラルと協力して神経伝達物質が合成されます。
なのでストレスを感じている時、タンパク質、ミネラル、ビタミンが消費されてしまうのです。
要は、規則正しい生活を送れば、身も心も安定するということですよね。
しかし、日々の忙しさや、しんどさでなかなか規則正しい生活が送れないという方もいると思います。
そういう時は、是非鍼灸院にお越しください。
エネルギーがスムーズにまわるようお手伝いさせて頂きます!
皆で爽快な朝を迎えましょう☀
参考URL:http://www.e-futon-kobo.com/
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