夜間低血糖について

「夜間低血糖」という言葉をご存知ですか??
その名の通り、寝ている時に低血糖症状を引き起こしているというものです。
下記の症状がある人はその可能性が高いそうです。

〇寝汗や歯ぎしり、悪夢を見るなど、睡眠の質が悪い
〇寝る前に何か食べないと眠れないことがある
〇午後3~4時ごろにだるさや眠気、集中力の低下を感じる
〇朝起きたとき、頭痛や肩こり、疲労感などがある
〇わけもなく不安感に襲われるなど、感情の起伏が激しい

ではどうしてこのような症状が出るのでしょうか。
メカニズムは下記のとおりです。

インスリンが過度に血糖値を下げる

寝ている間に低血糖になる

血糖を上げようと、アドレナリンやコルチゾールなどのホルモンが一斉に分泌される

自律神経の交感神経が興奮する

その結果、寝汗、歯ぎしり、こわばり、悪夢などが起きる

改善法は「食事」です。血糖値をぐんと上げすぎないことがポイント。
血糖値をあげるのは糖質だけなので、夕食の糖質(ごはんやぱん)を抜くか、食事の後ろのほうに回すのがよいということです。

私は夢をよく見るので、夕飯の糖質を控えめにしてみたいと思います!
病院の検査では正常でも、日中や夜間の血糖値が乱高下している人はとても多いそうです。
心当たりがある方は是非やってみてください🏁

参考URL:https://style.nikkei.com/

睡眠足りてますか?

だんだん暗くなるのが早くなり、夜が長くなってきましたね。
皆さん、夜更かししていないでしょうか??

しっかりした睡眠をとると次の日の体調が全然違います。頭はクリア―で身体も軽いです。
実は日本には、睡眠負債を抱える「睡眠不足症候群」の人が、外国に比べて多いというデータがあります。
フランスの平均睡眠時間は8.7時間
アメリカの平均睡眠時間は7.5時間
日本の平均睡眠時間は6.5時間

働き者の日本人だからでしょうか。
中には、睡眠時間が少なくても平気な「ショートスリーパー」がいますが、遺伝的なものだそうです。
よってなりたくてもなれないものなのです。
ただ、短時間睡眠の人は短命であるというデータもあるので、平気だからといって注意が必要です。

短時間睡眠を繰り返しているとどんどん睡眠負債がたまっていき、下記のような症状を引き起こす恐れがあります。

・インスリンの分泌が悪くなって血糖値が高くなり、「糖尿病」を招く
・交感神経の緊張状態が続いて、「高血圧」になる
・精神が不安定になり、「うつ病」「不安障害」「アルコール障害」「薬物依存」の発症率が高くなる
・「認知症」の発症リスクも上がる

寝ないのも寝すぎも身体には負担がかかるので、適度な睡眠を心がけましょう♪

参考URL:https://toyokeizai.net

栗のパワー

この間、知人に栗を頂きました。
栗をもらったのは初めてだったので、レシピを見ながら皮をむいたのですが栗の皮ってかたいんですね!
鬼皮と呼ばれているだけあって硬くて、指を痛めました。
秋が旬の栗ですが、あまり栄養などしらないな~と思ったので調べてみる事にしました。

①ビタミンC!
一般的にビタミンCは熱に弱いのですが、栗に含まれるビタミンCはでんぷん質に包まれているため、熱による損失が少ないのが特徴です。

②ビタミンB1
この栄養素はチアミンという酵素で、糖質やアミノ酸の代謝を促してくれます。疲労回復に効果的な栄養素です。

③ビタミンB2
脂質や炭水化物、たんぱく質をエネルギーに変えてくれるため、代謝を促してくれます。

④カリウム
取りすぎたナトリウムを体外に出す働きをするため、高血圧の予防に役立ちます。

⑤葉酸
不足すると、味覚障害を引き起こしたり、抜け毛を引き起こすといわれています。肌トラブルを改善するのにも役立ちます。

⑥タンニン
栗の渋皮の部分に多くふくまれている栄養素で、ワインなどで知られている、ポリフェノールの一種です。
タンニンには、メラニンを抑制し、シミを防いでくれる役割や、毛穴を引き締める効果もあります。

こんなにもたくさんの栄養素がつまっているなんて、あなどれません!!

主成分はでんぷんなのですが、栗のでんぷんは樹上でとれる浄化された貴重なでんぷんなので豆類やイモ類と比較すると でんぷんの粒子が とても細かいです。これが上品な味を作っているのです。

頂いた栗は、甘露煮にしました♩
栄養素を噛みしめながら食したいと思います😋

不安除去型の医療から…心理カウンセラーが思うこと@たんぽぽのわたげ

今、話題のノーベル医学・生理学賞を受賞された京都大学特別教授の本庶佑(ほんじょたすく)さん。
先日、ある大学での講演で興味深いことをお話しされていました。
医学を学ぶ学生に対して「これまで私たちは、病気を治したいという願望に応えようとする【欲求充足型】の治療に努力してきたが、これからは不安を和らげる【不安除去型】の治療に努力してきたが、これから不安を和らげる【不安除去型】の医療も人を幸福にするという意味で同じくらい重要だ」と語られました。

【不安】というキーワードは、心理カウンセラーの臨床を通して、クライアントさんからよく聞かれる言葉でもあります。
現代社会は、幅広い世代で不安を抱えているような気がします。

育児中のママは将来の不安感を耳にします。可愛いわが子への世話をしながら、自分の時間がなかなか思うように取れなくてストレスがたまるなか、いつになったら楽になるのかと疲労困憊しながら子どもと向き合う姿を子どもはよく見ています。
また、わが子への期待をこめて学習支援や習いごとへの養育費をかけて高学歴の大学へ進めるように応援し、生活費の中からコツコツと貯蓄をする生活。就職は経済的不安を軽減するために安定を求める仕事を進めるのか、地方公務員の採用率は数十倍とも聞きます。
少子化で人材不足の世の中とは言ったものの、人気のある職種は一極集中状態へ。競争して勝ち組に残るのはほんの一握りといったかんじでしょうか。

子育てがひと段落すると、ご主人と向き合う関係性への不安の声を耳にします。これからの人生をどう過ごすのかというテーマを考えるとさまざまな不安と向き合うことも多いようです。

また社会で働く人々も不安を抱えて生活しています。人間関係や組織内でのストレスを発散しつつもオンとオフのバランスが崩れると自律神経系の症状。思考中心のライフスタイルは、女性にとってはホルモンバランスや婦人科系のトラブルも多々あります。

子どもが巣立つと、両親の老後のお世話が重なる時期でもあります。人生100年の時代に突入し、持病とうまく付き合いながら生きていく時代。がんも二人に一人がり患し、認知症は五人に一人の時代になる日本社会。入院ではなく通院のみで自宅で過ごす生活を送る地域システムづくりに国は動き出しています。

高齢者になると、周りに迷惑をかけたくない気持ちから、一人で抱え込みやすくなり気分がふさがり、考えも堂々巡りになると元気が出ない日々を過ごしながら、思うように動かないカラダと向き合うことになります。不安も慢性化して生きる楽しみが見いだせにくくなります。

このように、どのような世代も何かしらの不安や心配を抱えている人たちが増えています。

不安感は個人差があり性格気質も影響はあるかと思いますが、現代社会は環境事態が不安を誘う流れになってきているようです。小さな不安から大きな不安まで様々です。
本庶先生がおっしゃるように「不安除去」に向けた医療が必要なように、私たちも不安軽減に向けた取り組みをそれぞれが考えていくことは大切なことだと思います。

あなたが不安を感じたとき、どうやって対処しますか。
周りの人はどうやって不安を減らしているのでしょうか。
不安の反対でもある「安心」を感じる力をお持ちでしょうか。
安心感は、どうやったら感じられるでしょうか。

安心を感じる力を増やせるようになったら、少々の不安を感じても跳ね除けそうですよね。

今日はこの辺で。

しのはら由香

8日(祝日)午後にネッシン健康法あります

10月8日(祝)午後2~3時半
ネッシン健康法のセミナーが開催されます。
ネッシン棒を使って、気の流れを調整したり、個別のテーマに合わせた症状別、お顔のリフトアップなどご指導しています。

*10月の共通テーマ*
足首の捻挫、むくみ、高血圧

その他、個人テーマにそって、技術指導を行います。

毎回ご参加いただたいている方も、初めての方も、ご都合があえばお待ちしております。
実技指導も行いますので、セルフケアの良い機会になりますよ。
尚、ご予約は前日までにお電話にてご連絡ください。