漢方薬講座(1)季節の身近な漢方薬

漢方薬って誤解の多いお薬です。

1967年まで民間薬であった漢方薬を医師会の強引な政治力でお薬となり、1975年には保険適用となりました。
サプリメントが人気が出たので、医者の処方箋があれば保険で安く買えますよという具合です。
極めて、後味の悪い経緯を漢方薬は持っているのです。
これまでが大人の事情です。

では、正論。
漢方薬は誠によく効き、副作用の少ないお薬です。ただし、上手な方が処方すればです。

では、上手な専門家に処方を頼んだらいいのかと言いますと・・・
そんな漢方薬の専門家、なかなかいないのです。
医者は漢方薬の専門家ではありません。

どうして上手な処方を出す専門家が少ないのでしょう。
医者や薬剤師は漢方薬を成分で処方します。
しかし、漢方薬は成分の問題ではないのです。

一般のお薬は成分で処方が決まります。
でも、漢方薬は成分で処方しても、そんなに効果は出ません。
漢方薬がよく効くのは、足りない「気」を補完してくれるからです。
上手な漢方薬の処方法は、「足りない気」を読むことです。

ということは、漢方薬は薬局で買えるのですから、みなさんが「足りない気」を読むことができれば良いのです。

はい、お分かりですね。
この講座では、簡単な漢方薬の選び方を学びます。
基本的にいくつかの漢方薬の名前を覚えなくてはいけませんが、大したことではありません。
覚えて、ちょっとした優越感を味わいませんか。

とき:2019年5月12日、日曜日、午後2時より90分
ところ:たんぽぽ鍼灸院内
さんかひ:3,240円(税込)
れんらくさき:たんぽぽ鍼灸院、篠原or宇田
しかく:要りません
てきすと:配布します
じさん:ノートと筆記具

漢方薬講座(1)pdf

みんなのためのたんぽぽ健康教室

たんぽぽ鍼灸院と先人の知恵に学ぶ会では、一般の方向けに「東洋医学」と「東洋自然科学」をわかりやすく解説し、ご家庭でも応用できる単発の講座を創りました。
内容は大きく五つです。誕生日から求める占星術、上手な漢方薬の選び方、優しいお灸の利用法、東洋医学的健康道具の使い方、「気」を読む不思議なフィンガーテストなどです。
差し当たり、4月21日の「東洋占星術:算命学でみる自分の星」のパンフレットを下に載せておきます。
また、今年度の教室一覧を下に載せておきます。
あなたの興味や都合に合わせて、是非、ご参加ください。
東洋占星術(1)
たんぽぽ健康教室