*心理のお部屋* ~素敵な子宝祈願&真の他力本願~ (由香)

~素敵な子宝祈願の仕方&真の他力本願について~

 以前、私たち夫婦にも子宝に悩んだ時期がありました。当時、僧侶のお勉強をされた鍼灸師の先生から「子宝祈願について」お話しを聞きました。素敵な考え方だなぁ思い、今でもご縁がある方にお伝えしている内容です。感じるものがあれば、参考にされてください。

お参り、お祈りは、とにかく子どもが出来た状態を、或いは自分が母になっている状態、父になっている状態、等々現実に起きて欲しい状態を、気負いなく自然にイメージすること。言葉にすること。感謝すること。これだけです。
例えば、商売繁盛、家内安全、心願成就…祈願文はみんな断定で終わっています。「何々がしたい、欲しい」と強く願うことは【願っている自分】をイメージ、実現するだけ。いつまでも願っている自分が現実になるだけです。だから、子宝を授かった、お母さんになった…とイメージしながら言葉にして「ありがとうございます」と添えましょう。「家族や世の中も平和だ!感謝☆」なんて余裕があったら祈ってください。
 なかなかその気にならない、イメージが湧かないでしょうが、何回かしてみたら、自然に出来るようになります。当然「世界一の金持ちになった」なんて祈っても、実現不能だってこと自分自身が一番わかっているでしょう…。本当に金持ちになれる、成功する人なら、自分の実力にゆるぎない自信をもって祈れますしね。だから成功できるのです。

「体づくり」も体を信頼し、自分を信頼し、生命を信頼してこそ出来ることでもあります。
だから自分のせいにしないこと、他人のせいにしないこと、運命のせいにしないこと、「お願いします」なんて他力をあてにしないこと。
 ちなみに「他力本願」とは人や神さんなど他のものをあてにすることではありません。「他力本願」とは人知を超えた、敬うべき、恐れるべき、委ねるべきものに対して、絶対的な信頼をおくことです(浄土宗では阿弥陀如来の力によって、極楽浄土に絶対行けるという安心のもとで現世を幸せに過ごすことを意味します)。
 それが「自然」でも、「生命」でも、山神でも、海神でも、ご先祖さまであっても、アッラーでも、GODでも、阿弥陀如来でも…自分自身でもなんでもいいのです。
ゆるぎのない安心、自信を持ってこの世の生活を営む。これが「他力本願」です。
赤ちゃんがお母さんの懐に全てを委ねて、のびのびとしながら、笑っているように…
お寺、教会や神社、どの場所でもその場所の圧倒的な力に、絶対的な信仰に、仏様や神様に、ご利益に…自分の力を信じてイメージを具体化していくのがお祈りです。

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