恋愛とホルモンについて

こんにちは。鍼灸師&心理カウンセラーの由香です。
14日はバレンタインですね。週末、福岡の街中も盛り上がっていました。
私もチョコは好きなので、これ食べたい…とお店の前を素通りできないほどでした(^_^;)

今週は、バレンタインつながりで「恋愛とホルモン」について学問的に少しお伝えします。

異性に好意を持ったり、何かに集中しているときに脳内で分泌されるホルモンにPEA(フェニルエチルアミン)があります。いわゆる恋愛初期です。3か月~長くて2年位分泌します。脳を破壊する興奮系で同じ相手には二度と出ないといわれています(>_<) 人間の五感をより過敏にさせ、集中力の向上、快感を増幅させる働きにより、ドキドキに快感が付加され、人は恋に落ちたと錯覚したり、性的興奮、快楽度が上がります。また食欲を抑制する作用もあり、つやのある肌や目に潤いと力を与える効果があります。 その後、β-エンドルフィンが分泌されます。快感ホルモンですが、PEAと違い、抑制系の脳内麻薬物質であり、興奮を抑制させ、人を穏やかにっせ幸福感をもたらす脳内麻薬といわれています。簡単にいうと、ランナーズハイの状態です。苦痛を和らげてくれるモルヒネの6倍効果があるという情報もあります。 ドーパミンは、やる気や集中力を高めます。また欲求が満たされたときに高揚感などの快感をもたらし、仕事や恋愛においても興奮をもたらしてくれます。 セロトニンは、鎮静系ホルモンで、興奮系ホルモンの暴走を抑え、脳や体のバランスを正常に整える作用があります。セロトニンが不足するとメンタル面のバランスが崩れ、怒りっぽくなったり、不眠症やうつ病を発症するといわれ、恋に関して歯止めが効かなくなる人はセロトニン不足ではないかとの見解もあるようです。 そのほか、オキシトシンという母性のホルモンは、幸せホルモンとも言われています。好きな人同士が接触することで分泌されます。赤ちゃんの頃にお母さんからしっかり抱っこされている大切さは恋愛するときにも影響があることが予想つきます。 また父性のホルモンとしてバソプレシンというのもあります。冒険・探索・葛藤などに影響を与えるといわれています。 ニューヨーク州立大学の社会心理学者による研究では、愛情の深さは結婚の期間にかかわらず変化しない、結婚20年経っても恋愛時と同様のドーパミンが検出されました。研究を行った心理学者によれば、「愛情を保つことはそれほど難しいことではない。夫婦がお互いに思いやり、お互いがお互いに興味を持つことが重要だ」とのことでした。 結婚期間が長くなると、PEAホルモンの分泌はなくなりますが、ドーパミン、セロトニンが分泌しやすくなるには、お互いの思いやりと興味を持つことからかもしれません。 パートナーへのチョコレートは、気持ちを込めてプレゼントしたいものですね。 Be Happy 

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