風邪は基本的に空気感染です。
ですから、まず呼吸を通して喉に感染します。
喉に感染したからと言って風邪がすぐに発病するものではありません。
大半が喉でヒトの免疫システムの防衛網にかかり、退治されるんです。
ところが、強力なウイルスやヒト側の体力が弱っている時に、体内への侵入を許すのです。
侵入した風邪ウイルスは血液の流れに乗って、全身へと侵略を開始します。
つまり風邪が発病してしまったのです。
こうなる前に手を打つのが上策です。
我々が生活している空間には、あまた多くの風邪ウイルスが飛んでいます。
また、季節を通して存在します。
当然に、乾燥した冬場にはウイルスが活性化して多量に存在します。
しかも、夏場にも夏風邪があります。
また、エアコンの効いた部屋は乾燥しているので、ウイルスには最適な環境です。
では、風邪対策、どうした良いのか、途方に暮れていませんか?
まず、喉の強化です。
喉が乾燥すると、風邪が体内に侵入するリスクは上がります。
ということは、喉の乾燥をなくすことです。
具体的には、ウガイではなく、水分(水やお茶、ジュース?)などをちょくちょく飲むことです。
飲み方は、ゴクゴクではなく、定期的にひとくちゴックンがいいようです。
では、体力が落ちてきた時はどうするかといいますと、
一般に体の冷えを覚えた時と思えばいいでしょう。
ということは、体の冷えを内から取ることです。
あったかいチキンスープや葛かけそばやうどんなどはカラダをよく暖めます。
鍋料理はやはり寒い時分の食卓には最適です。
倦怠感を感じて「風邪をひいたかな」と思えば、タマゴ酒もいいですね。
・・・当然にアルコールはナベの熱で飛ばしますよ。
タマゴ酒を飲んだことありますか?
私は風邪の倦怠感でほぼダウンしていた時、作ってもらいました。
トロッとしたタマゴ酒、美味しくて美味しくて、飲み終わったら暖まり、グッスリと眠れました。
起きた時にはサッパリと嘘のように、風邪が治っていました。
こうやって、先人たちは風対策の知恵を使ったのですね。
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