今回のお話は「気」のお話です。
たんぽぽにお越しになった事のある方達なら多分驚かないでしょうね。
さーて、「気」って何でしょう。「気」と付く言葉は多いですよね。
電気、磁気、空気、元気、病気、強気、弱気、浮気、色気、食い気、負けん気、勇気、勝ち気、やる気、邪気、根気、活気、殺気、狂気、陰気、陽気、妖気、眠気、呑気、覇気、雰囲気、平気、本気、蒸気、火気、水気、豪気、短気、損気、毒気、etc
これらの「気」は一般には目に見えないものですね。
実は東洋の社会科学や自然科学において「気」の概念はそれらの中心を成すものです。
世の中の森羅万象が「気」によって管理されているからです。
だから、三国志の諸葛孔明による縦横無尽の活躍はまさに政治学や皇帝学、天文学、占星術、軍学、医学などを駆使したこの「気」の学問の応用なのです。
「気」は我々が生きるこの空間を飛び回り、目に見えず、匂いもなく、ものを通り抜け、目的を達成します。
皆さん、「気功師」という人たちの話を聞いた事があるでしょう。
生まれながらにまた特殊な訓練をして獲得した「気」を操る事ができる能力を持つ人たちで、人の病を直します。
「気」は我々人類の肉体的健康を司ります。
また、実は精神的健康をも司るのです。
それにもう一つ霊性もです。
では、「気」は自然界ではどんな状態でしょう。
実は我々人類を含み万物の中に「気」が存在します。
周りの木々から河原の石ころまで全てに「気」が宿っています。
ただじっとして留まっているのではなく、ユックリと螺旋状に回りながら存在しているようです。
当然に私たちの体の中も巡っています。
また、テレビやラジオ、スマホの電波のように四方八方に飛び散りますが、ある一方の方向だけに向かう事もあります。
電波は原則的に波紋のように直進性で届く範囲も遮蔽物があると有限ですが、「気」は方向を曲げたり無限に飛んで行きます。
東京と北京、藤沢とブラジル間で「気」と電波の速度の違いを実験した方たちの報告では、電波より「気」の方が早く到達したという事です。
東京と北京間は気功師を使って、藤沢とブラジル間では鍼灸師の遠隔治療を使って得たデータです。
ところで皆さんはご自身で「気」を感じてそして操作できるという事をご存知ですか。
実は人は全てそのような事ができるのですが、そんな事ができると思わないので出来ないのです。
でも私たちには不思議な能力がある事をその内にたんぽぽで実感できるでしょう。
ではこの辺で、
院長
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