不妊症のお悩みに変化?

うみの日は、全国的に猛暑が続いています。気合いで過ごしている感じがするのは私だけでしょうか(笑)

私は、たんぽぽ鍼灸院のある本店(南区長住)で、不妊症の初回面談でカウンセリングを担当しています。

不妊症を診るようになって、かれこれ17年経ちます。息子を授かる前の不妊期間を経て、妊娠出産でした。

私なりに同じ悩みをお持ちの方に、授かる支援を微力ながらお伝えしてきました。

その息子が17歳になりましたが、赤ちゃんを望んでいるがなかなか授からないという女性が増えています。

たんぽぽの不妊治療は、「安胎プログラム」というテーマで3クールの課題をご案内しています。

①赤ちゃんを授かる準備を整えるための身体をつくる→鍼灸治療

②お母さんに求められるものを準備するココロに変えていく→カウンセリング

主にこの2つを提案させていただいています。

この頃、ご相談に来られる方の様子に変化を感じます。

それは、「育児不安があるから妊娠出産を悩んでいました…」という声を聞いたことです。

●働ける環境なのか

●保育園に預けられるのか

●ママになれるのか

●子どもをちゃんと養育できるのか

このような声があがってきています。

おもに、個人レベルで先の不安を案じておられるようでしたが、社会レベルの問題に不安を感じておられるようです。

自分の身体が妊娠できるかというお悩み以上に、先の子育てを悩んでおられることにも不妊の原因になるのかもしれないと実感しています。

安心して子育てが出来る環境や時代、社会。

この支援は、なかなか大がかりな問題だと感じています。

少子高齢化の昨今、政府の取り組みがなかなか国民の安心まで得られていないようです。

不安を減らすには、安心を増やすことも大切なひとつです。

これから赤ちゃんを産みたい女性にも生まれてくる赤ちゃんにも「大丈夫だよ。幸福な人生が待っているよ」そう胸を張って言えるよう、見守っていけるよう、微力ながら私の役割や職責に身が引き締まる思いをした今日この頃です。

さぁ、夏休み。

子どもたち、健やかにこの夏を満喫してね♪

しのはら由香

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