自然治癒力を生かした達人の書いた名著

その道の達人        
 知識や情報を得る手段はいろいろです。
テレビやラジオ、新聞に雑誌、今ではインターネットなど数限りがありません。
その中で今回私が取り上げるのは本です。

 近頃、若い方たちの文字離れと言うのが指摘されています。
しかし、その分、若い方たちは別の手段で知識や情報を手に入れているのです。
また、文字離れは何も若い方たちの専売ではありません。
私など近頃では、目が不自由になり、本を読むのが面倒になってきているのも事実です。
だから、年寄りも文字離れが進んでいるのではないかと思いますよ。

 今回の達人の一冊は、アリゾナ大学医学部教授、アンドリュー・ワイル博士の「癒す心、治る力」です。
自然治癒力の権威で、現代の医療の欠点を鋭く分析し、批判されています。

しかし、この本を手にとって読むのは何度目でしょう。
そして毎回新鮮な情報を得るのです。

書く人が達人であれば、書いてあることは同じなのに、読み手の技量に合わせて得られる情報は深みを増すのですね。
不思議です。

だから同じ本を読むにしても、得る情報の質は皆、同じではないのですね。
発信する人の技量によってその情報の質が薄っぺらなものかどうかは、読み返すと良く判るのです。
また、過去の私が如何に見識の薄かったのか、毎回嫌という程、指摘されます。
反対に、少しずつではありますが、私も進歩しているのが確信されると、チョッとホッとするのですね。

ネットで電子書籍でも手にはいます。
若い方にも是非読んでいただきたい名

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