東洋医学小話18: 季節のかわりめ   院長

10月20日から11月6日までを土用といいます。
秋と冬を分けるものですが、季節に乗れない方達はこの時期、
体調を崩しやすくなります。

今年は夏から変な日々が続き体調不良の方が多いようですね。
例えば、なかなか抜けない身体のだるさや疲労倦怠感です。
また空気の乾燥と合わさって、咳や鼻水、鼻づまりが始まり、
風邪なのか花粉症や鼻炎なのか分からない症状を出します。

これから寒くなる冬に向かって漢方薬を何種類か家に置いておくと
いいですね。
例えば、よく朝に寒気を覚える人は、麻黄湯です。
クシャミが出て鼻水がタラ〜と出る方は、小青竜湯がいいでしょう。
もう一つ風邪の引き始めのようで軽く汗をかく時は、桂枝湯が
いいですね。

このように数種類の漢方薬を揃えておくと、体調不良の出始めに
対応できますが、詳しくは当院の漢方薬スタッフに、気軽に
お聞きください。

そしてこじらせてしまったときは、迷わず当院へご受診ください。
当院で、刺さないハリや優しいツボ療法を体験していただくことで
その治療効果をご納得いただきたいと思っています。

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