学生さんは明日から夏休みですね~。羨ましい(^_^;)私は大学の試験が控えていますので、夏休みは8月に入ってからちょっぴり解放感です。
さて。前回に引き続き、今回は交流分析の「親」についてお話します。
人のこころは「親・おとな・こども」という3つの構造でできています。私たちは常にどれかの状態に居て、無意識に瞬時にスイッチしていることもあります。
人は「親」に居る時、文字通り、親や親的役割の人から取り入れた、考え方や行動の部分にいます。
両親・祖父母・兄弟・先生・宗教・本などから取り入れ、その人の倫理観や価値観となる部分です。
実は、自我の機能からいうと「親」は「厳しい親」と「優しい親」の2つの部分に分かれています。
●厳しい親
批判的、否定的、義務的
~しなければならない、~すべき。~でなければならない。~であるべき。人のミスをとがめる…
●優しい親
受容的・養育的・思いやり・寛容な態度
~していいよ。大丈夫?ゆくりでいいよ。よく出来たね…
皆さんは、ご自分に対して、どちらの「親」タイプに居ることが多いでしょうか?
ひょっとしたら、自分には厳しい親が多いけれど、人には優しい親の方をたくさん使っているなぁという方もおられるかもしれません。もちろん、その逆もあるでしょう。
できるだけ「優しい親」の自我状態を使って生活している方が、自分も楽だし、人との交流も効果的で、心地よさそうですよね。
意外とわかっていないのが自分自身のことです。たまには、じっくりご自分のなかを見つめる、自分自身と向き合うことは、いろんな気づきへとつながります。
気づきは、問題解決にとても重要だといわれています。
次回は、「子ども」をお話ししますね。
興味のある方は、来週金曜日に覗いてみてください
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