Pさんは、お二人目のお子さんを異動先の福岡で授かり、喜んだのもつかの間、
なんと「よだれつわり」になってしまわれました。
はじめのお子さんの時はそれほどでもなかったつわりが今回は違ったのでした。
とっくに安定期になっているのに、状態は改善するどころか酷くなっているのです。
口の中の唾液の分泌が止まりません。一日中、何日も何日も大変なのです。
それで、よく調べてみるとご自分の状態が「よだれつわり」であることがわかりました。
そして悪いことに症状は臨月まで続くことがあると言われているのです。
ネットでは、「よだれつわり」を改善するには東洋医学の鍼灸が良いとのことで、
近くの治療院へ幾つか連絡を取られたそうです。
そうすると連絡を取った治療院では、
「よだれつわりなど聞いたことがない」とか
「うちでは治療できない」など、
どこも受け入れてくれませんでした。
結果は、散々なものでやっとたんぽぽ鍼灸院にたどり着かれたのです。
診断をしてみると風邪による冷えがひどく、
冷えを取ると、かなり症状の改善はあったのですが、
初日は風邪をとることで時間を使ってしまいました。
それから約2週間後(当院の理由で時間が開いてしまいました)、
食欲は随分と改善し、少し太れたとのことですが、唾液の分泌は以前のままでした。
それで再度FTで診断をしてみると、本治は肝でした。
しばらく足の肝帯にマグネットを置いて、ネッシンをかけました。
しばらく置いてカラダのバランスが整うのを待って、再度診てみると、
なんと督脈に少し残るのです。
そこで、しばらく督脈の反応帯にマグネットを貼りました。
結果は上々で、
「今、とてもいい感じがします」
とのことでした。
腰掛けて頂いて、背中の筋縮に皮内鍼を置いて終了です。
ご本人の言葉で言うと、
「こんなにスッキリしたのは初めてです」
と言うことで、終わりました。
「よだれつわり」は予断を許しませんが、二回の治療で終了です。
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