上肢痛と背中のお灸

福岡は、今日もお天気です。曇りかな?すっかり空梅雨のようで、明日からの雨の期待しようと思います。断水が怖いので・・・。

さてさてお題目の「上肢痛」ですが、症状としては、手指・腕のしびれ、手先が冷たかったり、熱かったり。頸部・肩・肩甲間部・前胸部のうずくような痛みが生じます。
これは、腕神経叢とよばれる首から腕にかける神経の束や血管の束がその周囲の筋肉に締め付けられて起こる現象です。筋肉は動かさなくなると緊張して、硬くなってしまい柔軟性を失ってしまうので、神経や血管をしめつけてしまいます。
なので、神経の圧迫により、手先にしびれが起こってしまうのです。

また、首が長く、なで肩の女性に多くみられます。なで肩であると筋肉や骨が下に引っ張られやすくなるため、通常の方よりもより、このしびれの症状を引き起こしやすいのです。
かくいう私も、うっかり姿勢が悪かったり、首肩のこりが強いと、手指にしびれが走ることがあります。しまった!と思い、鎖骨からの筋肉を緩めます。お風呂につかって顎から下を温めます。また、そば枕や湯たんぽを使い、鎖骨下や肩甲骨周りを温めたりします。
もし、それでもしびれが緩和されないときは、背中のお灸を試してみてください。
背筋の緊張をとることにより、すっきりと緩和されますよ。

鍼灸師 大峰さゆり

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