ネッシン体験講座と無料東洋医学入門コース参加のお誘い

私たち先人の知恵に学ぶ会は、主に、東洋医学に関するセミナーや実技講習会を開催しています。
ちょっと東洋医学を垣間見ては如何ですか?

ところで、医学には専門家は付き物です。そして、医学を学ぶには幾つもの高い障壁があります。
でも、東洋医学はだれでも簡単に学べるという利点があります。しかし、学ぶ機会がないというのも事実です。
そこで、後半に私たちのやているセミナーの無料見学会や3000円での有料ネッシン基礎実技講習会などのご案内があります。

ここで少し、東洋医学の簡単な説明をさせてください。
東洋医学は現代医学と随分と異なった基本理念と体系をもっています。
例えば、私たちは「気」の存在を肯定し、気の流れにより人体および精神の全てのネットワークが構成されると信じているのです。
気は常に流れ、流れがヨドミを作るような場合、健康(正常な状態)が害される現象が生じます。だから、健康を維持するには気が常に正常に流れていなくてはなりません。
東洋医学はそのための学問であり医療行為なのです。
そして、ハリやお灸は東洋医学の体系を人体に用いる道具であって、ハリやお灸が東洋医学ではありません。
だから道具はハリやお灸の他に道具は沢山あるのです。
私たちが今普及活動を行っているネッシンもその便利な道具にしかすぎません。
ネッシンは、有資格者の使うハリやお灸と違って安全で衛生的な道具です。そして特別な資格を必要としないために、ご家庭での健康維持・増進の便利な道具となります。

さて、セミナーと講習会のお知らせです。
1 現在、体験的にご参加可能なプログラムは、3月21日(月、春分の日の振替休日)午後2時より約2時間のネッシン健康講座(ご家庭での5分間健康法)が開催されます。ネッシンの基本的操作法と参加者のご希望による個別相談があります。場合によっては、複数回参加の方もあります。会場は南区、長住のたんぽぽ鍼灸院内です。ご予約をお待ちします。

2 東洋医学入門セミナーの無料体験は、東洋医学の概説ですが、特に陰陽五行理論と臓腑経絡論を中心にお話が進みますが、中で実際の生活に役立つ「プチ講話」や復習授業を篠原講師以外のスタッフが持ち回りで担当する情報満載のコースです。また、「気」の流れを感知する検査法である入江フィンガーテスト(FT)の研究会も合わせて後半に行います。1年間(月1回の例会)で体験する東洋医学の世界です。
無料体験は、3月20日(日)午前10時より2時間、4月17日(日)午前10時より2時間の2回です。実は参加人数に限りがございます。それで、早めにご参加が可能な日程でご予約をお願い致します。

先人の知恵に学ぶ会: FTと東洋医学を学ぶと世界が広がります

みなさん、変なタイトルでしょう。
でも、全然変でないのです。
何故かといえば、東洋医学は健康の医学理論なのです。どのように使えば、個別の体質に合ったお薬になるかの理論だからです。
だから道具は何でもいいのです、もし、人の体に良いものであれば。

一番身近なものに食事療法があります。薬膳と言いますね。
食材を陰陽五行の理論で分類し、美味しく健康を維持増進するものとして使った調理法です。

横山卓先生は、アロマオイルを漢方薬の調合知識を利用して、アロマミストやアロマジェルを作られました。
漢方薬ミストでは、ものは良くても、香りがひどいので流通しませんよね。
ところが、アロマオイルで同じものができるのです。すごいでしょう。
アロマミストは髪の毛の最後の仕上げに最適です。
ミスト同様ジェルは、お肌に張りと潤いを与え、若さを保ちます。
これは使ってみなくては解らない事ですね。
福岡市南区のたんぽぽ鍼灸院付属の薬店「たんぽぽハウス」で取り扱っています。

このように、アロマオイルやサプリメントを、漢方薬と同じように五行で分類すると、すごく使い勝手が良くなり、より確かな健康法として利用できます。
過去の経験や化学分析だけでアロマオイルやサプリメントを選択するより、一定の確かな理論のもとで使用するアロマやサプリのほうが、安心ですよね。

先人の知恵に学ぶ会では、東洋医学を学びそれを広くいろんな分野へ利用してゆく場を提供しています。
FT(フィンガーテスト)を習得することも必要でしょう。
また、東洋医学の基礎理論を学ぶことも必要でしょう。
そしてみなさんの得意分野であるアロマやサプリと融合するところに新しい世界が開けます。

平成28年度の募集が始まっています。
勉強会・セミナーのページをご覧ください。
楽しみにお待ちします。

福岡市南区 先人の知恵に学ぶ会
事務局    たんぽぽ鍼灸院内

薬院・天神地区にたんぽぽ鍼灸院の分室、たんぽぽのわたげ、をオープンしました

ながーく、ながーく温めていた分院計画がスタートしました。

しかし、ここへたどり着くまで、大変な自問自答の時間が必要だったのです。
つまり、「なぜ福岡都心に分室が必要なのか」を考え、考え・・・また考えの連続でした。
そして、経験と技術力を持つたんぽぽ鍼灸院だから、
今、この地区になく、しかし必要な治療院を設けなくてはならないと判断しました。

まず、どのような分院であるかをご説明しましょう。
この地区の治療院には「癒し」の要素が必要です。
都会のローケーションでこの条件を満たす立地が偶然に手に入りました。
西鉄薬院駅から天神方面に歩いて1〜2分のビルの8階、各フロアー1室の独立した環境です。
南西に窓が広がり、この地区なのに高いビルが隣接してありません。空が広く見えるのです。
都会では前か下を向いて歩きます。ここでは、空を見るため上を向きます。いいでしょ〜う。
だから、ここで東洋医学的な癒しの治療(トリートメント)が効果を出すのです。

2番目の要素は、「健康」です。
当然に、健康のテーマは20年間たんぽぽ鍼灸院が追求してきたテーマです。
健康管理は東洋医学が最適です。そして、そのノウハウはわれわれの手の中にあると自負しています。
冷たい都会で心身をすり減らしている方々(でも女性限定)に利用して頂きたいと思っているのです。

3番目の要素は、「美容」です。
全身の経絡を整えると、肌が生き返り、筋肉が引き締まり、全身のタルミがなくなってきます。
当然に外見的に一番目に付くのが、お顔の状態です。
例えば、美顔を行うと、タルミがなくなり、顔の血色がよくなり、美白・美肌・小顔になります。
効果のほどは、由香先生の体験談が必要でしょう。
私も目の前で目撃しました。
都会の女性は、失礼ながら、お綺麗なのですが、お肌の状態が年齢と合いません。
元来、日本の女性は若く見られます。外国の方と比べると、食生活や遺伝形質が違うのでしょう。
しかし、現代の状況は、それらの遺産では補えないとこに来ているようです。
これは、やはり都会のストレスや生活習慣が影響しているようですね。

やはり、女性はこの分院「たんぽぽのわたげ」は気になるでしょう。
下の写真やホームページを覗いてみてください。

鍼灸院(師)の選び方

昨年度(平成26年度の1年間)に福岡市内にお住みの方ではりきゅう治療をお受けになった方々の推計が出ました。
元になったデータは、福岡市国民健康保険課から頂いた平成26年度はりきゅう受療証の発行枚数と該当する後期高齢者数及び国民健康保険被保険者数です。

生データは横に置いといて結論から言いますと、なんと福岡市民で平成26年度の1年間にはりきゅう治療を受けた方は、3%以下となりました。
つまり、はりきゅう治療はここ福岡において全く「マイナーなもの」であることがわかりました。
さて、なぜマイナーなのかを、はりきゅうQ&Aとして考えていきます。

私が「マイナーなもの」と書いた理由は、約300枚に上る鍼灸アンケートから「鍼灸治療とは何でしょう」という質問に、ほとんどの方は「不明」と答えてあるのです。治療という言葉以前の問題でした。
そこで、今回の「はりきゅうQ&A」最初に、「はりきゅう治療って何ん〜だ?」を選びました。

前回にも書いたように、ハリは細くてステンレス製でツボに痛くないように刺入するのでしたね。そしてお灸も八分灸は決して熱くなく気持ちの良いものだと書きました。しかし最も重要なことは、二つとも東洋医学の単なる道具にすぎないということです。
西洋医学で言う注射やメスのことです。病院の名前に「〇〇注射メス療院」とか「XX注射メス病院」なんて書いてあったら、皆さんどう思います。ぞ〜っとしますね。
ところがはりきゅうの関係法規に規定があって、「はりきゅう(鍼灸)」の文字を治療院名に必ず入れなくてはならないのです。
変ですよね。「はりきゅう」とはハリとお灸という道具であって、東洋医学を実践する場所を示してはいないのです。

ハリやお灸の他に東洋医学の理論を実践する道具はありますか?
はい、陰陽五行と臓腑経絡の基礎理論に則って、ハリやお灸のように診断して使う道具は無数にあります。たんぽぽでは、金と銀の小さな粒を使ったり、ダイオードが中に入ったイオンパンピング(IP)コード、磁石やもぐさ、漢方薬にサプリメントなどたくさんあります。
ホットスティックもその一つで安全性や衛生面を考えると、はりきゅうより格段に安心な道具です。

何に効くのですか?
具体的に、この正月4日以来4日間で、当院へお見えになった目的を多い順にあげてみます。
第一位は何と体調と健康管理でダントツの25人でした。
後は腰痛と安産治療が同数の二位、ぎっくり腰と不妊治療、アレルギー治療が三位、その他美顔、生理痛、膝痛、肩こりなどなどです。
つまり一般には何に効くのかわからない鍼灸治療ですが、東洋医学の鍼灸をよく理解された方々が当院を利用されるのに、健康の維持と増進が一番多いのです。
たんぽぽ鍼灸院へ現在の健康を維持し、病気の予防にお越しになるのです。
これってすごくないですか? まさに21世紀の医療ですよね。

はりきゅう院(師)の選び方は?
本当はこれが一番の大切なことなのです。
はりきゅう院ならどこでも良いと言えば身内に甘いと言われます。それより真実を皆さんに伝えることが正しいことだと思うから正直に書きます。
これは東洋医学に限らず西洋医学でも腕の上手下手は必ずあります。無くす努力はするのですが、私たちも人間です、全く同じではありません。ロボットであれば同じでしょうが・・・でも感情がありませんよね。
鍼灸師の上手下手の基本中の基本は、人体の「気」をどのくらい理解しているかです。東洋医学は「気」の医学ですから、「気」を理解し上手に取り扱えなくてはなりません。
そして、基本原理である陰陽五行と臓腑経絡をどのくらい身に付けているかが二番目です。
前に言いましたように、ハリやお灸は単なる道具です。東洋医学の治療師なら、道具は何でも使えなくてはなりません。

どうですか?
少しは「はりきゅう」理解のお役に立てましたか?