ものは使い方しだい・・・赤ちゃんの鼻づまり

現在では使ってはいけない言葉かもしれませんが、
「バカとハサミは使いよう」
ということわざがあります。
今回の私のお話がこの言葉に関係するのかどうか、ちょっと疑問でしたが、
でも、私の頭にこの言葉がふーーッと浮かんだのです。

私がこの頃、とみに感心することがあります。
私がオススメする良いものを「たんぽぽハウス」で皆さんにご紹介しています。

そして、私がオススメするにはその使い方や場面があるのです。
ところが、実際にお使いになる時、インスピレーションが働くのでしょうね。
予想もしない使い方をされて、効果というか結果を出されているので、ご紹介します。

色々あるうち、今回、ご紹介するのは、ラヴェンダー・オイルです。

仮にSさんとしますと、
たんぽぽハウスがご紹介するものは、虫刺されやかゆみ止め、腰痛、頭髪の白髪予防なのです。
これでも面白いでしょう。

ところが、Sさん、お孫さんの鼻づまりに効果があると、ご紹介いただきました。
小さなお子様(赤ちゃん)の鼻づまりは授乳中のトラブルを生じて、お母様が難儀をされているとのことでした。
それで、後頭部から首筋、背中に「スーっと」塗ってあげたら、
赤ちゃんの鼻づまりが取れて、授乳中のお母さんも香りでとても癒されていいそうです。
ちょっとした裏技テクニックですね。

しかし、Sさんのインスピレーションはすごいものです。

ところで、お使いになったラヴェンダー・オイルはちょっと特殊なもので、
決して高価ではないのですが、非常に稀な種類のハーブ・オイルです。
フランス政府公認の医療用なのです。

シャトー・デュボワー社の純正ラヴェンダー・オイルと言います。

みなさん、効果がすごいですね。

妊娠中のトラブル・・・切迫流産の危機

妊娠中のトラブルは神様が与えた試練と言う方がいます。
例えば、流産です。

「この子は生まれたとしても育たないと神様が判断したんだよ」という言葉があります。

深く悲しんでいるご夫妻を慰める言葉としてあるのでしょう。
言った方がそれを本当に信じているかは別としてです。

でも、なによりも流産の予防が大切なのです。

そうなんです、流産はかなりのところ予防ができるのです。
神様は、自分たちがやらなければならないことはやれと仰るでしょう。
万策尽きたら、神様にすがるのです。

私たち東洋医学に関わっていると、「先人たちの知恵」に頼る機会が多くあります。
流産もそのケースです。

妊娠時の子宮頚管の長さが足りなくなって、妊娠維持に危険信号が点ります。
まさに、一種の流産の危機です。
こういった時にも、活躍します。

流産しやすそうな状態のとき、カラダの冷えとともに、お腹が張ります。

予防の第一は、カラダの芯の冷えを取ることです。
具体的には、カラダを暖める旬の食べ物を摂ることでしょうね。

そして、お腹の張りには、足や腰にお灸をするのもいいのです。

でも、まず一度、たんぽぽへお越しください。
その方にあった、予防法をお教えします。

指つかみ

ちょっとした気分の落ち込みや悲しみ、怒り、、といった感情は人間なら誰しもあると思います。
東洋医学はからだの健康はもちろん、心や感情のバランスがとれている状態をとても大事にしています。
全ての事象やものごとを木・火・土・金・水の5つに分類している五行色体表があります。
その中に「五志」という感情についての項目もきちんとあり、
木 火 土 金 水
肝 心 脾 肺 腎
怒 喜 思 悲・憂 恐・驚
(☝「色体表」「五行色体表」と検索すると出てきます)
このように感情も過ぎると内側からからだを傷つけてしまうと昔の人たちは知っていたのです。
実は、この五行を5本の指に当てはめてそれぞれ違った役割を持ち、簡単な感情コントロールやセルフケアを行えます。
親指:不安・心配(胃・脾)
 うつ傾向 不安 自己防衛 疲労感 消化時の不快感
人差し指:恐怖(膀胱・腎臓)
 気弱 欲求不満 完璧主義 批判 排除
中指:血気・怒り(肝臓・胆のう)
 イライラ 臆病 優柔不断 情緒不安定 不注意
薬指:悲哀(肺・大腸)
 ネガティブ 常識の欠如 耳の不快感
小指:心労(心臓・小腸)
 神経質 混乱 不安定 膨満感 吐き気
掌:どの指にも当てはまらない感情や、症状に困ったとき

やり方はとても簡単で、トラブルに対応した指を反対の手で余計な力は入れず、そっとはさむようにつかみ、そのまま2~3分キープするだけです。
手のひらを押すときも力は必要ありません。強く押すのではなく、軽く抑える程度でOK!必要なのは自分の両手だけ!
毎日のストレスケアにぜひ活用してみてください(`・ω・´)
参考 >>> http://kenko-waza.com/?p=4190

鍼灸師 宇田千夏

風邪予防の知恵

風邪は基本的に空気感染です。
ですから、まず呼吸を通して喉に感染します。

喉に感染したからと言って風邪がすぐに発病するものではありません。
大半が喉でヒトの免疫システムの防衛網にかかり、退治されるんです。

ところが、強力なウイルスやヒト側の体力が弱っている時に、体内への侵入を許すのです。
侵入した風邪ウイルスは血液の流れに乗って、全身へと侵略を開始します。
つまり風邪が発病してしまったのです。

こうなる前に手を打つのが上策です。

我々が生活している空間には、あまた多くの風邪ウイルスが飛んでいます。
また、季節を通して存在します。
当然に、乾燥した冬場にはウイルスが活性化して多量に存在します。
しかも、夏場にも夏風邪があります。
また、エアコンの効いた部屋は乾燥しているので、ウイルスには最適な環境です。

では、風邪対策、どうした良いのか、途方に暮れていませんか?

まず、喉の強化です。
喉が乾燥すると、風邪が体内に侵入するリスクは上がります。
ということは、喉の乾燥をなくすことです。
具体的には、ウガイではなく、水分(水やお茶、ジュース?)などをちょくちょく飲むことです。
飲み方は、ゴクゴクではなく、定期的にひとくちゴックンがいいようです。

では、体力が落ちてきた時はどうするかといいますと、
一般に体の冷えを覚えた時と思えばいいでしょう。
ということは、体の冷えを内から取ることです。

あったかいチキンスープや葛かけそばやうどんなどはカラダをよく暖めます。
鍋料理はやはり寒い時分の食卓には最適です。

倦怠感を感じて「風邪をひいたかな」と思えば、タマゴ酒もいいですね。
・・・当然にアルコールはナベの熱で飛ばしますよ。

タマゴ酒を飲んだことありますか?
私は風邪の倦怠感でほぼダウンしていた時、作ってもらいました。
トロッとしたタマゴ酒、美味しくて美味しくて、飲み終わったら暖まり、グッスリと眠れました。
起きた時にはサッパリと嘘のように、風邪が治っていました。

こうやって、先人たちは風対策の知恵を使ったのですね。

風邪に対する漢方薬の利用法

たんぽぽ鍼灸院には併設の漢方薬店「たんぽぽハウス」があります。
実際のところ、漢方薬の他に健康グッズも置いていますが、
やはり鍼灸院としては、身近に漢方薬を取り扱えることは大変に便利です。

では、本題の風邪に対する漢方薬をご説明いたします。
元来、漢方薬に風邪薬や胃薬、腹薬などのナニナニグスリというのはありません。
症状に対する処方ではなく、その時の体質に対する処方だからです。
例えば風邪に使うお薬で有名な葛根湯は、子供の鼻づまりや大人の肩こり、筋肉痛、手足の痛みや頭痛などにも使います。
ですので、風邪だけの薬ではないのです。
つまり、一種類の漢方薬がその人の体質に一致すれば風邪にも腹痛にも頭痛にも有効なのです。
それで風邪の時に使える漢方薬の種類は軽く20種を越えることになります。
大変ですね。
体質と体調により漢方薬が決まるのです。
でも、決まった時の漢方薬の有効性は素晴らしく、応急処置としては最高です。

そこでご家庭の常備薬として、風邪に使える漢方薬をいくつか揃えておくと大変に便利です。
手っ取り早く風邪のために取り揃えておく漢方薬をご紹介しましょう。

悪寒、寒気が背筋をゾクゾクとする場合、麻黄湯葛根湯がいいでしょう。
この場合、胃が荒れていたり胃腸の調子が悪い時は麻黄湯が合うでしょう。
飲み方は、まづ一包をすぐ飲み、4時間後ぐらいに二包目を飲み、8〜12時間後に三包目を飲めば終わりです。
一包目を飲んだ時、すぐに効いているという感じが実感できれば選択に誤りはなかったのです。
一包目を飲んだ時、症状の軽減を感じなければ、毒にはなりませんが選択違いです。
その間、10分ほど間隔をあけて下さい。
そして別の薬を試してください。

7歳以下のお子さんの場合、一包の五分の一以下が適量になります。
0歳から二歳までのお子さんには、一包を50ccぐらいの熱湯で始め溶かします。
それをそのままかジュースやお砂糖で少し甘くして使います。
分量は、一六分の一ぐらいです。
小さなお子様のアオッパナの鼻づまりでお困りの場合、
葛根湯や麻黄湯を上記の方法で飲ませてやってください。

漢方薬の効果の確認には、一包で十分です。
その人のその症状にあった漢方薬は、一包飲めば効いているという実感があります。
効いているのかどうかわからず、ズルズル飲む必要はありません。

軽い発汗があるのに、顔色悪く悪寒がしたり、微熱がある人で「血液の循環が悪い感じ」のする人には、
桂枝湯がいいでしょう。
めまいや食欲不振を伴う風邪には香蘇散もいいです。

熱が出て頭痛がし、倦怠感による具合の悪さで横になっていたいと思う人。
インフルエンザかもしれません。
荊芥連翹湯銀翹散麻黄湯のどれかを試してみるといいでしょう。
飲み方は、上記の麻黄湯の場合と同じです。

日曜日の夜など、明日の朝までの応急処置には十分です。
荊芥連翹湯はもともと蓄膿や鼻づまりがあった人に向きます。
銀翹散は、熱が出て、頭痛や頭重がひどい人に向きます。
麻黄湯は、熱か出ても発汗のない方で、悪寒があり、肩や首筋の筋肉の強張りがひどい方に向きます。
同時に胃腸があまり良くない人です。

各々十包づつくらいを置いておけば、一回の使用量は三包ですので、ご家庭では緊急の際、充分です。
もしもっと詳しくお聞きになりたい場合、メールを下さい。

つわりが治ったお話

「二人目を妊娠して、つわりがひどい」とお越しになったSさん、
「立つと吐き気がひどく、いちにち水を飲むのが難しく、飲みものは一種類のジュースかスープのみで、固形食は1日にひとにぎり」だそうです。

「ひとり目の時はさほどつわりもひどくなかったのに、今回は辛くて辛くてまだ七周目で、先が思いやられます」とおっしゃいます。
早速治療を始めました。

ふつかあけて2回目の治療の時、少し食事が取れるようになったとのことですが、貧血があるとのことでした。
奇経治療を使いました。

よっかあけた3回目の治療の時、「前回の治療後、調子がよく、昨日の朝まで普通に食事が取れた」とのこと。
その後、胃のむかつきが出て、気持ちが悪かったそうです。
ウーム、残念。
3回目の治療をしました。
卵を食べたからかなとか白身魚のせいかなとか反省してありましたが、確かに消化の悪いものやスパイスの効いたもの、油濃いものはよくないようですね。

1日あけて4回目の治療の時、「わたしのつわり、治りますか??? いつまで続くのでしょう」とかなり落ち込み気味でしたが、治療後、とても顔色も良く元気に帰って行かれました。

そして、それから四日後、電話をもらいました。
「前回の治療後、全くつわりが出ていません。治ったようです」との報告でした。
治療を始めてちょうど2週間(14日目)のことでした。
振り返ると、治療ごとに改善していって、今回の方のつわりが消えるまで十日かかったことになります。

わたしの治療方針は、つわりがあっても不自由なく普段の生活ができる程度まで症状を改善させることです。
今回は、本人いわく、全く消えたとのことですが、確かにこのような方のケースが多いのです。
しかし、治療に入る前、皆さんに伝える治療目標は、「普段の生活が支障なく行える状態」です。
つわりは辛いし、本人と同じくらいに連れ添われているご主人も辛いのです。
そんな時、ぜひ、東洋医学を試してみてください。

先人の知恵ってなーに?

「先人の知恵」は現在、いろんなところで活躍しています。
民間医療から調理法、服の素材や着方、家の建て方などわたくしたちの衣食住にまつわるところには、ゴマンとあります。

ところで、だれが伝えてくれたのでしょう。
わたしのつたない記憶をたどれば、それはおバーちゃんたちです。
一家にひとりはおバーちゃんがいて、家族の衣食住の世話をしてくれていました。
いまと違って、昔は大家族でしたから、普通に三世代同居や四世代同居がありました。
家にはいつもおバーちゃんがいて、現役世代が家計を支えて働きます。
農家であれ、商家であれ、勤め人であれ、現役世代はいつも忙しく働きます。
子供達は学校や働きに出て、家にはおバーちゃん(たまにはおジーちゃんも)が留守番をしています。
野良仕事や商売が忙しい時はおバーちゃんの出番ですが、いつもは銃後の守り(もうだれも意味を知らないでしょうね)です。
だから、おバーちゃんが食事のメニューや下ごしらえをやります。
家族に病人や調子の悪いものが出ると、やはりおバーちゃんの出番です。
その辺の薬草を取りに行ったり、手当てをしたりと忙しいのです。

おバーちゃんは知恵をやはり上のおバーちゃんから教わりました。
そしてその上のおバーちゃんはそのまた上のおバーちゃんから伝わったのです。

その知識はいつだれが伝えたのでしょう。
それは謎のままです。単に推測するしかありません。
四、五十年前からかもしれませんし、数百年前からかもしれません。
数千年前であってもおかしくありません。
発見した人と、それを人体実験して効果の有無を確認した人。
長い間の人体実験の結果、有効だから伝わっているのです。

おバーちゃんが無益なものや有害なものをわたしたちに伝えるでしょうか。
いま、わたしたちは「先人の知恵」の掘り起こしを行なっています。
知恵の伝承が途切れる前になんとか残したいと思っているのです。

早くも風邪のシーズン真っ最中です。どうします?

風邪にまつわることわざは両極端です。

風邪を軽く見るときは・・・「そんなことは、一時期、ちょっと風邪をひいたようなもの」とか、「風邪だから、大丈夫」とか。
一般には数日間ですぐに治ってしまうと考えられるからでしょう。
ちょっと大人しくしていれば、すぐに治るという具合の認識なのです。

一方、「風邪は万病の元」というのもあります。
これは、「風邪ぐらいと甘く思っていると他の病気を読んで大変なことになるぞ」という警鐘ですね。
「風邪を甘くみてはいかん」とか「大事をとって安静にしておくこと」とか言って注意を促します。

風邪はウイルスによりかかると西洋医学的に解明がすすんでいます。
しかし、未だにそのウイルスに有効な薬が発見されていません。
困ったものです。

風邪の種類は一説によると数万種と言われています。
専門家によると、風邪のウイルスの種類は基本的に200もないそうです。
ところが、そのウイルスがすぐに変異してしまうそうなのです。

ですから、一度かかったからと言って、同種の風邪に免疫ができるものではないそうです。
つまり、ある種類:例えば、香港型インフルエンザ、に一度かかっても、またかかることがあるそうです。
現在の予防接種の欠点は、ここにあります。
ある程度予測が当たっていても、変種となったウイルスに有効なお薬はまでできていないのです。
困ったものです。

では、私たちはどうすればいいのでしょう。

ウイルスは空気感染します。
だから、ひとごみの中や教室・会議場など閉鎖空間にいる場合は大変です。
第一に水やお茶などで喉についたバイキンを胃に流し込み(落として)、胃酸でやっつけるのです。
この場合、飲む水分量は、量より回数だそうです。
ちょくちょく口にお茶を含んではゴクリとやるのが良いそうです。

では、喉が痛くなったらどうするか。
その時は、民間療法がベストです。
柑橘系(例えば、キンカン)のシロップが効いたり、甘い水飴や蜂蜜、のど飴が良いようです。
ある患者さん(85才)から効いた話では:小さい頃、子ども達が喉が痛くなると、お母様が、水飴や蜂蜜にモグサを混ぜて子ども達に割り箸で舐めさせたそうです。舐め終わる頃には、喉の痛みが消えていたとおっしゃいました。

寒気がしたらどうします。
私は、近所の中華レストランのネギそばを食べます。
そうです、体を温める食べ物がいいのです。
クズに生姜、黒糖などをお湯に溶かして、フーフーして飲むのも体を温めます。
また、夕食でしたら「鍋料理」は体を温めてくれます。
風邪が入ると体の芯からゾクゾクと冷えを感じます。
危険です。

また、インフルエンザはこんなのを飛び越して、熱が出ます。
私なら、まず漢方薬ですね。
そして耳鼻科へ。

秋の養生

外を歩くと不意に金木犀の香りがし、「ああ、秋だなあ」と感じさせられます。
そして、風邪の患者さんが増えてくると、季節の変化を感じますね。そういう私も風邪ひきで
喉やら呼吸器をやられてしまいました。養生ができていませんね・・・反省です。

東洋医学で秋は「肺と大腸」に大きく影響する時期です。乾燥が強いこの季節は肺・大腸を痛めやすいのです。
西洋医学でいう肺とは少し違うのですが、東洋医学でいう肺は呼吸だけでなく、免疫を司ります。
そして、肺の異常は鼻と皮膚に表れるので鼻水が出たり、皮膚がかゆくなったりします。

大腸の機能は小腸が栄養分を吸収した後の、カスを受け取り余った水分を更に吸収して便に変え排泄させます。
これができなくなると、便秘や下痢になるのです。

この時期は特に肺と大腸をいたわってほしいです。
具体的には、梨、白しめじ、えのき茸、イカ、里芋などの白い食材を主に食べると良いです。
是非お試しください☆
それでもなかなか風邪が治らなかったりした場合はたんぽぽ鍼灸院までご相談くださいね♪

真玉橋 美希

妊娠期のお腹の張り

Aさんの訴えです。
Aさん:妊娠30週で、子宮頸管長が短いと言われた。その直から、お腹が張りやすく、早産の傾向にある。

診断:この夏からの心熱の影響で、疲労倦怠感が続いている。さらに、のど風邪と胃腸風邪をひいいている。そのため、下腹部の冷えがある。

1回目の治療後:確かに夏以来、疲労倦怠感がずっとあったが、妊娠のせいだと思っていた。治療後は体が軽く体がポカポカする。お腹の張りが消えた。

Bさんの訴えです。
Bさん:妊娠6ヶ月の終わり。妊娠初期から血糖が高めで、以前から胃腸が弱く、現在の胃の不快感が続く。お腹が張り、赤ちゃんが下がり気味。

診断:胃腸風邪の影響で消化器系(胃腸や膵臓など)に異常が出ており、下腹部の冷えが顕著。また、心熱があるために体がスッキリしていない。

3回の治療後:検査の結果も上々で、お腹の張りもなく、調子は良い。しかし、調子に乗って食べ過ぎて、胃腸が不調となってしまった。

Cさんの訴えです。
Cさん:逆子。お腹の張りで貧血と張り止めの薬を服用中。

診断:足の冷えがある。胃腸が弱く、右の腎に風邪が入っている。

1回目の治療後、体調が良く、お腹が張らなくなった。2回目の治療後、逆子が戻っていたとのこと。

妊娠期の体の冷えは、お腹の張りの原因となります。また、体の冷えは、風邪であったり、胃腸障害であったりで、治療はその原因を取り除くことで体の冷えを無くします。体の冷えは、特に妊娠期のトラブルの原因です。